2010-01-01から1年間の記事一覧

ほたるぶくろ

夜.センスオブワンダー部の学生たちとホタルを見に行く.これも教育活動の一環ということで. 学生たちにホタルブクロの生えている場所をだいたい教え,自分たちで探して採ってくるようにいった.しばらくして,乱獲(ってほどではないが,ひとり一枝もって…

業務日誌

1限は受けもち学生M君の植物標本の同定指導.図鑑を使いこなしてほしいので,自立をうながしつつ. 2限はFDで,Hさん(教授)の講義を見学.学生の評価の高い講義を見学するのは,自分の講義のしかたを見直す上でとても有益.僕はよい講義をしたいと思…

田んぼの蛙

うちのとなりの田んぼに一昨日,水が入った.今日田植えが終わっていた.夜散歩してみた.アマガエルとヌマガエルがさかんに鳴いている.この田んぼは昨年,カイエビとホウネンエビが出た田んぼだ.今年もでるかな.

業務日誌

自己評価関連の書類書き. 受け持ち学生T君の進捗報告を聞く.内容は順風満帆とまではいかないが,着実に前進しているので,その点はよいが,資料の構成がむちゃくちゃ.章立てをしたら,その章と関係のないことをいってはいけない.また,プレゼンではスラ…

花粉の日

5月下旬より,イネ科花粉でむずむずする日が続いているが,昨日と今日はとくべつにすごい.くしゃみで体力を使い果たして痩せそう.

チガヤ

5月下旬からチガヤが出穂している.まだほっそりと整ったチガヤの穂がきれい.

田植え,カエル,パイプライン

今日も田植えがさかん.田植機はロボットのようにイネの苗をうえていく. 田植えがおわったばかりの水田できもちよさそうなアマガエル.この田んぼにはホウネンエビもいた.まだ小さい.昨年ホウネンエビをみつけたのとはまた別の田んぼ.このあたりではけっ…

ちりめん

早春のイカナゴの時期はおわって,いま,北淡ではちりめん漁が盛んだ.2艘の小型の漁船が並んで1つの網を引く. 海沿いに建ち並ぶ水産加工場の煙突からはもうもうと湯気がたちのぼる.とれたばかりのちりめんを茹でている.いいにおいがあたりにただよって…

学内の鳥の声,西浦のスナビキソウ

午前中,2人の学生から相談をうけた.一人はインタープリテーションの授業に関する相談.鳥の鳴き声をテーマにしたインタープリテーションをやってみたいので,まずは学校内で聞こえる鳥の声が何の声なのか教えて欲しいという.それで,40分ほど学内を散歩し…

砂の中の銀河

ある人から学校の近所の海岸でウミホタルが見られると教えていただいた.僕は夜光虫の発光はみたことがあったが,ウミホタルはみたことがない.早速いってみることにした.学生に声を掛けたら13人も来た. 突堤をあるきながら海をのぞき込んでみた.ところど…

ウェットランドの保全事例を見る演習

ウェットランドの保全事例を見に豊岡市まで.朝8時30分出発.夜は20時に帰着という長丁場. 豊岡市はコウノトリの野生復帰をやっている場所で,コウノトリの住める環境をつくるためにさまざまな取り組みがおこなわれている.演習の目的のひとつは「アンブレ…

部門ゼミ

3限は部門ゼミ.受けもち学生M君は今回も準備不足でひどい発表.前週金曜に打ち合わせという約束を毎回すっぽかして,前夜にもってくるのが原因だ.今回も,前日深夜に対応するはめになった.こんどから夜遅くの対応はなるべくしてやらないようにしよう.

ホタルとホタルブクロ

ホタルブクロ.そろそろ咲くかと朝の出勤時に気をつけて路肩をみていたら,咲いていた.でも,毎年たくさん咲いていた場所であまり出ていない.どうしたんだろう.そのほかに,ノイバラやウツギなど,白い花が盛り. ホタル.そろそろ出てるかなと夜の帰宅時…

講義

3限に講義.別の科目で今日提出のレポートがあったらしく,昨日は夜更かしをした学生が多かったらしい.いつもは僕の講義はあまり寝る人はいないが,今日はつぎつぎと死んでいくのでちょっとやりにくかった.隔週の講義で4回目.いつも寝る人と寝にくい人の…

彩雲?

私用で三重県へ移動中.名神高速の大津付近で彩雲らしきものをみつけた.草津PAに入ってもまだ彩雲らしきものが見えているので,写真に撮った.彩雲らしきものは,新名神に入ってもしばらくのあいだ見え続けていた. [追記] 彩雲ではなく,環水平アークとよ…

わざと刈り残す

農家の方,畦畔の植物でおきにいりのものがあると,わざと刈り残していたりする.こういうのって,いいなあ.近所の畦畔では,シランを刈り残している畦畔と,オオキンケイギクを刈り残している畦畔がある(特定外来生物であるオオキンケイギクはできれば刈…

そろそろ田植え,畦畔では草刈りや火入れ

淡路島北部はそろそろ田植えが盛ん.田んぼのいくつかはタマネギとの二毛作で,タマネギの収穫をまってから代掻き,田植えとなる.タマネギをつくっていない田んぼもそれに合わせて待っているみたいだ.タマネギの収穫も急ピッチで,畑の脇にタマネギをいれ…

業務日誌

月曜の授業の準備など.

台場クヌギ

この地域では,地上数十センチから1m数十センチの高さでクヌギを伐採し,そこから萌芽枝を出させて更新させている.そのため,地際が太くなり,この写真のような形になる.これを台場クヌギという.この仕立て方をする理由として「ひこばえがシカに食べられ…

里山の林を見る演習

1限から5限までをすべて使って,北摂地方の里山の林を見る演習.行った先は,山だけでなく,田んぼも畦畔も含めてきもちのよい里地. 昨年は中国池田ICから一般道でアプローチしたところ,池田の市街地がけっこう混んでいることがわかったので,今年は阪神高…

業務日誌

1限は分担でもっている演習関連の雑用. 2限はゼミ.ゼミ室にいったが14人中7人しかいない.なんだみんな(来てない人たち)たるんどるな,と思っていたら,「今日のゼミは3限に変更って先週みんなできめてましたよね」とTAの方に指摘される.なんだみんな…

それ町

学生とときどきマンガの貸し借りをする.学生がぼくのところから「あずまんが大王」を持ち出して,かわりに「それでも町は廻っている」を貸してくれた.とりあえず2巻までよんだ.めちゃめちゃええやん.14話とか,よくできてる!

あるうわさ

文科省の大学評価の軸は,これまでは入り口側の定員充足率が気にされていたけど,これからは出口側の(その学部研究科にふさわしい就職先への)就職率へと移ろっていく,といううわさが聞こえてきた.これまで定員確保に注がれてきた諸々の労力が,就職先確…

1.3mはもうやめたら

毎木調査のときに幹の胸高直径(DBH)をはかるのが定番で,胸高ってどんな高さかというと1.3mだけど,それがために「毎木調査の対象は樹高1.3m以上とした」とかちょくちょくみかけるのだけど,もうそういうのはやめて,幹直径はかる高さを1mにしたほう…

業務日誌

午前中,受けもち学生T君の予備調査についていく.研究対象は決まっているが,テーマがまだ絞り込まれていないので予備調査.学校の近所の谷津田へ.ここ数日の大雨であちこち水たまり.長靴右足に穴.浸水.放棄湿田のヌマガヤ群落を藪こぎし,一段上の放…

こぬひとを まつほのうらの

というわけで,2006年と2010年の松帆の浦の植生を写真で比較してみた.「もっとスナビキソウが多かったはず」「ネズミムギこんなにあったっけ」という記憶は,美化された擬記憶ではなく,事実だった.この海浜でネズミムギが繁茂してきたのは攪乱の不足(立…

海峡を行く船

関西汽船の「さんふらわあ あいぼり」.こんな時間にここを通るのは大阪と坂出を結ぶ“小豆島季節便”のようだ. 明石淡路フェリー株式会社,通称“たこフェリー”の「あさしお丸」.なんとなくさんふらわあに似たたこの絵がたのしい.国策で優遇された本四道と…

アサギマダラとスナビキソウとネズミムギ

午後の数時間が自由になったので,1年の学生数名をさそってアサギマダラを見に行った.この学生はセンスオブワンダー部という部を勝手につくっている.部の名称はレイチェル=カーソンの著作に由来しているということで,アサギマダラを見るのはこの部の活動…

雑用と頭痛の日

授業関係,その他もろもろの雑用.午前中は演習授業のもろもろ.軽く頭痛があってやりにくい.昼休みがすぎて頭痛が本格化してきた.我慢しつつやっていたが,作業効率がむちゃくちゃわるくなってしまったので,イブに助けを求めた.ヤラネバの雑用をぜんぶ…

かるいとのぼれる

大型連休の頃に患って体重が数キロ落ちた.成人してから一番軽い.すぐに戻るかと思いきや意外にも維持している. かるいとのぼれる.のぼりやすい.木に.毎木調査をしていると,同定のために高いところにある葉っぱを見なくちゃいけないときがある.双眼鏡…