神戸のおかんに若ごぼうのことを聞いてみた

1942年生まれ女性。神戸市兵庫区で生まれ育ち、1960年代後半に結婚。1970年以降は長田区と兵庫区をいったりきたり。僕の母。

 

「若ごぼうっていう大阪の野菜知っとお?」
「葉っぱのついてる小さいごぼうかな?」
「それそれ」
「料理した覚えは無いけど、たぶん、葉っぱをゴマ油で炒めた醤油味で食べたことがあるような気がする」
「いつごろ食べたん?めっちゃむかし?」
「たぶん、おばあちゃん(母の母、僕の祖母、大正生まれ、鳴門出身)が作っていたような」
「結婚するより昔ってこと?」
「その後も食べたかもしれない」
「ふーん。売ってるの見たことある?」
「ある。」
「いつ、どこで?」
「市場の八百屋かな」
「御旅市場?昔の話?」
「たぶんそう。いつやったかはようわからんわ。50年以上前の話かな」
「最近は?見たことある?」
「気にしたことがない」
「そやろな。ありがとう」

というわけで、神戸のまんなかへんで暮らしてるおかんに聞いた若ごぼう情報。
昔、市場で売ってたのをみたことがあり、母の母が調理していたらしいが、自分では買ったことはないし、気にしてないからあるのかどうかもわからん、ということでした。大阪産かどうかはわかりません。

最近見たかどうかを聞いたのに対して「気にしたことがない」というすばらしい答え(単に「見たことない」と回答するよりも正直で正確)。