兵庫地理学協会

 地理学の研究会に参加.受けもち学生が「こんなんありますよー」と教えてくれたもの.開会の挨拶をされた方は,淡路島の両墓制を研究していたY先生だった.なんと,こんなところでお目にかかるとは.さらに,兵庫県のスキー場普及プロセスについての研究発表があった.発表者はぼくの受けもち学生の学部時代の指導教員.さらに,淡路市の小学校の環境教育事例紹介と,ため池のかいぼりに関する発表.なんか,どこまでも僕のこころを揺さぶるプログラム.
 里山環境の保全を考える時,人文地理学的なアプローチは不可欠だし,この分野って趣味的な意味でもすごくおもしろい.発表者や参加者には高校や中学の地理の先生が多数まじっている.つまり,お金をかけずにこつこつ研究できる分野.そういう点で,植生学にも似てる.