講義

 そろそろ6月半ばで新入生にもつかれが見える.そのせいか,ぼくの講義がつまらんせいか,午後イチの時間割にあたっている僕の講義の受講生死亡率が最近上昇ぎみ.いかんな.
 今日の講義では里地のウェットランドにおける人為攪乱について十分に話をすることができなかった.田んぼ,ため池,水路を人間がどのように使ってきたかをもうすこしきちんと踏まえて話をする必要がある.慣行農法と近年の生物多様性に配慮した農法の違いなども.
 わりと脱線しながら,そして学生との質疑の時間などを設けたりしながら進めていると,昨年よりもあきらかにペースが遅く,最終的には1回分くらいずれこみそうだ.今,0.5回分くらい遅れている.
 最終氷期以降の気候変動,植生史,人口動態,ここ200年くらいのテクノロジーの進歩(化学肥料や内燃機関など),などを,一望できるような資料をつくりたい.里地里山二次的自然保全する意義を考える材料として.