単車入院,ちゃり通

 近所の修理工場がよいとの評判を聞きつけ,朝から赤いカブを押していった.ここの若いメカニックさんは,エンジンがついてるものならとりあえず何でも見てみましょう,と頼もしい.ふつうの自動車だけでなく,パトカーや救急車,農機具,ときには小型の船舶まで修理に持ち込まれているそうだ.
 症状が出たときの状況を説明してみたら,燃料系がいちばんあやしい,とのこと.また,そのくらいのことなら焼き付きはまずないとも(それなら安心だ).赤いカブは無事に入院の運びとなった.退院の日がまちどおしい.調子のいい単車にのるときぶんがいいもの.
 さて,通勤は自転車ですることにした.ここ4〜5年ほど使っていなかったので,昨夜はおそくまでかかって整備しておいた.走り出すと快調.自転車はたいへん調子よかったが,僕が運動不足で調子いまいち.ちゃんと坂をのぼれない.高校生のころは標高差150mを毎日自転車で上り下りしていたのでどんな坂道でも平気だったのだけど,あの栄光はどこへ行ってしまったか.結局9km,標高差280mの通勤に50分ちょっとかかった.汗だくだった.
 でも,たいへん気持ちよかった.エンジン付きの乗り物が復活しても,週に1回は自転車でいってみようかという気分になっている.