単車不調

 今朝の通勤時,山の上にある職場へむかって愛機“赤いカブ”でスロットル開け気味で登坂.この坂道は3速にすると吹けきり,4速ではちょっとでも油断すると失速するという,微妙にギア比が合わない道.ただし,ある速度(反社会的な速度ではないですよ)以上を維持してリズムよく走れば4速で登り切れる.なので,今日も調子よく登っていった.途中でガス欠の兆候があり,予備タンクに切り替えた.が,その後,ぜんぜん吹けあがらなくなった.アイドリングも不安定となり,スロットルを閉じるとエンストしてしまう.なんかいやな臭いも.
 これはひょっとして軽く焼き付いてしまったか?ガス欠症状がでたときにもスロットルはワイドオープンだったので,一時的にリーンバーンとなって,燃焼室内が異常な高温となったんじゃなかろうか.(でも,いままではこうやってて無事だったんだけど…)
 このまま乗り続けるわけにはいかない.家のそばの小さな自動車修理屋さんではエンジンに損傷があるバイクは面倒みれないといわれ,洲本のバイク屋を紹介された.が,洲本まで自走はむりだ.こ,こんなときに軽トラが家にあれば!
 とうとう僕は「エンジン付きの動く乗り物を持たない人」になった(「エンジン付きの動かない乗り物」を2台もっているのにね).クルマを180km離れた主治医まで運ぶ算段だけでなく,単車の事も考えないといけなくなった.乗り物好きとして,ここで面倒くさいとは絶対に言ってはいけない.とりあえず押して運べる範囲の修理工場がもう1件あるのであたってみよう.それより,明日からの通勤はどうする?なんだかたのしくなってきたよ(ちょいMなので).とほほ.