中山間地域のハイカラな外来種

 6月に淡路島北部の中山間地でみつけた外来種.圃場整備後の裸地的な畦畔に生えていた.農家の庭先から逃げ出したのだろうか.
 学生が標本にしていて,未同定のままだったのでちょっと調べてみたら,どうやらカラクサシュンギク Thymophylla tenuiloba (DC.) Smallらしい.ダールベルグデイジーの名前で園芸用に流通している.「日本帰化植物写真図鑑第2巻」に掲載されていた.この2巻に出てくる外来種はわりと新しいもの(最近になって気付かれたもの)が多い.カラクサシュンギクもそういう新しい外来種だろう.


2013年6月13日 淡路市