学生の配属決定

 来年度,ぼくのところで卒業研究に取り組む学生が決まった.今年は3人だったけど,来年は2人だ.ほんとうは1月中には来て,テーマをきめて先行研究のレビューをやってもらいたかったが,締め切り間際になってやっと決まった.そうとう迷っていたらしい.1人は25日のひるごろに相談にきて決まった.もう1人は26日の午前中に相談にきて決まった.でもテーマはまだ決まっていない.テーマの申請締め切りは27日なので,とりあえずのものを決めて出しておくしかない.事後の変更もやむを得まい.何に興味があるのかを聞いてみるが,まだ漠然としている.教員によっては「就職してからやることと直結するテーマ」をすすめる人もあるが,ぼくはちっともそう思わない.今興味があることにきちんと向き合って,課題をみつけ,論理的にそれを解決することが大切だと思う.それに,自然環境を評価して保全するためのバックになる知識と考え方は,この学校から就職する先(まちづくりの行政職とか,造園の設計施行とか)であればたいてい役立つだろうし,すくなくとも一生モノの趣味にはなるよ.←そんなんじゃダメ?