ペルセウス座流星群

 ペルセウス座流星群の極大らしい。夜11時すぎ、5人の学生といっしょに学校の近所の暗がりまで歩いていった。すこし雲があり、おまけに地面に影がおちるほどの月明かりもあって、星を見るには条件イマイチだったけど、それでもたぶん都会よりたくさんの星が見えていた。みんなで地面に寝転がって空をみていたら、数分にひとつくらいのペースで明るい流星が走っていた。飽きずに見ていると、12時半ごろに月が山陰に沈み、いつのまにか雲もほとんどなくなってとてもよいコンディションになった。天の川がちゃんと見えた。ときどきすごく明るい流星があり、いちばん明るかったのは、流れた最後に爆発を起こして空が一瞬白くなった。2つの流星が同時に平行に流れたのもあった。あまりのシンクロっぷりに目の錯覚かと思ったけれど、学生1人も2ついっしょに流れたと言っておどろいていた。2人とも目の錯覚だったのでなければ、なかなか面白いものを見たと思う。結局1時半まで空を見て、流れ星でお腹いっぱいになったのでお開きとした。夜はずいぶんすずしくなっていて、虫の声はもう秋らしかった。