テーマがきまりつつ

 来年度、僕のところで卒業演習(卒業研究)にとりくむ学生が決まりつつある。すでに2人が確定。
 そのうちの1名と午前中面談。ある特殊立地に生育している外来植物をテーマに研究をすすめることになりそうだ。さっそく植生学・生態学の教科書でその特殊立地に関するページを読むようにいって資料をわたした。それからいっしょに図書館へ行って生態学・植生学・保全・緑化工学関係の和洋の雑誌を紹介し、それらの目次を渉猟するように言っておいた。ウェブでの文献検索のしかたも伝えた(この学校の図書館にある雑誌でどういう雑誌をみるべきかについては、ある程度カタログ化しておいたほうが自分にとっても学生にとっても便利だろうなあ)。調査候補地で自然保護に関わっておられる地元の方に連絡して挨拶をした。今月27日には学生とともに現地に下見に行くことに。
 もう1名とは今月8日に面談をした。庭園設計についての研究をしたいという。それって僕の守備範囲とはちょっとちがうけど、と聞くと、環境学習・ビオトープといった着眼点でしらべたいという。それならば、設計のことはほかの先生にもお世話になりつつ、できるかも。よし。がんばろうこれも。いまごろこの学生も文献をしらべたり読んだりしているはず。あ、そうだ、彼らに文献請求のしかたをつたえておかねば。