どれにしようかな

 もうすぐ生態学会.この学会は扱う範囲が広いのがおもしろい.せっかくだから,自分の普段の専門とはことなる話もどんどん聞きに行きたくなる.そうすると,同じ日の同じ時間帯に行きたいフォーラムや集会が重なりまくるので迷う.プログラムを熟読して,ねらいを定めておく必要がある.
 ポスター発表は6日と7日にあり,それぞれ400枚と494枚.どうせ混雑しまくるし,僕に根性がないしで,あんまりたくさんはよう見ない.9日には高校生ポスターが26枚.これはゆったり見られそう.
 口頭発表は7日の午後,8日の午後,9日の午前の3回.シンポジウムなどとの重複はないけど,ポスターとどっちをとるかだな.
 まずはシンポジウム,フォーラム,自由集会で気になるモノを抜き出しておこう.ポスターと口頭発表はまたあとでチェックする.
 
3月5日
15:30〜17:30の自由集会
 W07 河辺植生でいま何が起こっているか
 W08 エコロジーとアート 生態学の社会とのかかわり
 W09 中山間地における野生動物被害の要因と社会経済的分析
 (本命はW09か)
18:00〜20:00の自由集会
 W15 遺伝的多様性に配慮した希少生物の生息・生育域外保全
 W18 アウェイの生態学3
 W20 日本の草原に生きる植物と土壌
 (3つとも大本命なので困る)

3月6日
9:30〜12:30のシンポジウム
 S02 生態学的リスクからみた原発再生可能エネルギー
 U01 企業が敷地内でおこなう自然再生・多様性保全
 (本命はS02だが,U01も気になる)
14:30〜16:30の企画集会
 T04 耕作放棄地の生態学
 T09 ニッチ構築としての動物の建築物
 T11 大攪乱から学ぶ群集生態学
 (本命はT04だが,T09のクモの巣の話も気になる)
17:00〜19:00の企画集会・自由集会
 T15 里地の生態系再生に向けた総合的外来種駆除
 T16 生態系サービスの総合的な指標化
 W22 地域がはぐくむ氾濫原再生
 (本命はW22)
 
3月7日
9:30〜12:30のシンポジウム・フォーラム
 S09 多面的機能に配慮した水田の自然再生
 S11 絶滅回避の進化研究の展開
 S13 小宇宙としての南極湖沼生態系
 U03 津波被災地での復興工事と生態系保全
 (この4つぜんぜん違うけど,どれも興味あって迷う)
18:00〜20:00の自由集会
 W27 博物館の生態学 標本と自然史情報を利用した研究の新展開
 W29 種子散布研究会 液果の散布者として哺乳類が果たす役割
 W30 その「割算」あぶなくない?
 W32 仙台平野の海辺の自然を守れるか 復興工事の負の影響の回避・低減に向けて
 (本命はW30かW32)
 
 津波後の沿岸生態系に関するものが3つある.6日昼のT11と7日朝のU03と夜のW32.この3つの中ではU03が気になる.清野さんの話を聞きたい.