かごのき、みつばち

 学生Tさん、カゴノキの葉の裏の粉白色の部分をみつめていたが、なぜだか突然それを自分自身の鼻に押し当てた。そして発見した。カゴノキ、あぶらとりがみの代わりになる。僕もためしてみたが、たしかに鼻の油をすっきりと吸い取ってくれる。なんで?
 カラスザンショウとタラノキクサギの花が盛り。タラノキの花にはものすごい数のニホンミツバチが訪花していた。あまりにたくさんいるからか、ハチのにおいがした。蜜蜂の巣箱の中でよく嗅ぐあのかおり。でも、もしかしたらこれはタラノキの花の香かもしれない。