青森4日目
帰る日。
1か月前から飛行機は満席でとれなかった。新幹線で帰ることにする。途中、東京で一泊かと思ってたが、3時の新幹線にのればこの日のうちに淡路まで帰れることが判明。
N松さんS木さんOさんと僕、4人で下北半島を南下。
下北半島は地形図をみると沼だらけだとわかる。僕が1996年にここに来たのは地形図をみててあまりの沼沼しさに興味をひかれたからだった。
まずはちらっと尾駮沼。ひろいヨシ原。ハチジョウナなど。
そのあと予定通り、高瀬川河口左岸のラグーンへ。干潟にウミミドリ、トウオオバコ、ナデシコ科のなにか。浅い水の底にはコアマモ。湿地っぽい砂地にヒロハノカワラサイコ。いろいろと楽しんだ。
96年に来たときは、小川原湖畔の食堂でしじみラーメンを食べて感動した思い出がある。コンビニの店員さんにうかがうなどして、おがわら湖道の駅へ。ここでしじみラーメンがたべられるという。
塩分はやや濃いめで北東北の感じだったが、貝の出汁がとてもおいしいラーメン。シジミの身をすするのに夢中になって無言になる。食べ終わって数えてみたら、僕のには42個、N松さんは44個、S木さんは45個、Oさんは46個のシジミが入っていた。
おみやげ物色。どうもこの地域には「ガニ汁」という名物があるらしい。モクズガニを殻ごと砕いて煮て裏ごしした汁らしい。
新青森から新幹線。ちょっと青森をなめてた。全席指定の新幹線はやぶさ、満席。3時間先の便まで満席。なんということ。飛行機が満席ということはこういうことだったか。でも立ち席なら買えるとのこと。新青森から東京までは立ったまま帰った。東京からののぞみは座れた。新青森から8時間かけて淡路の家にたどりついた。よごれものを洗って就寝。これまた夢のような日々だった。