里のかわいいお祭り


 うちから車で5分ほど山側へ走ると、旧小田村の霊仙(じょうぜん)という、びっくりするほどの田舎(←ほめ言葉です)にたどりつく。その15戸ほどからなる小さな集落で「里山霊仙まつり」というイベントが開催されていた。イベントの目的は、この集落と近隣集落の交流。あと、地域の農産物の広報など。会場である農道には近所の小学校(今年いっぱいで廃校予定)などから借りてきたテントがいくつか並び、お米の即売、おにぎりとだんご汁(ちょぼ汁)のふるまい、となり村の味噌屋さんの各種味噌の即売、味噌屋さんが仕込んだ甘酒のふるまい、もちつき、もちのふるまいなどもりだくさん。また、コスモス畑となっている休耕田には特設ステージが設えられ、淡路島のアマチュアセミプロ?)バンドのライブがあった。なかなかしっかりしたバンドで、ちょっと懐かしめの歌謡曲やロック、アニソンなどをやっていた。メンバーにとてもきれいな人がいて萌えた。ステージには紅白の幕が張られていて、里の景色によく合っている一方でロックバンドとはミスマッチで、そこがかわいくてたまらん。意外にも集客力ばつぐんで、農道には来客の車が延々と列を成してとまっていた。このうち3割くらいは軽トラ。あと、カブもたくさん。
 おにぎりとちょぼ汁と甘酒とおもちをフルコースでご馳走になり、味噌屋さんの商品とお米5kgを買い、バンドの演奏をたっぷり楽しんでから帰った。ちょぼ汁おいしかったよ。