ANA733からの風景

 伊丹10:05発、仙台行き。機材はB767。この時間帯に北東に進む飛行機で右端の窓だったので逆光。朝夕の便にのるときは太陽の方向を考えるべきか。離陸してすぐ雲の上にでた。伊勢湾付近で雲がいったん晴れたけど、またすぐ雲。そのままさいごまでずっと雲の上を飛んでいた。地表はほとんど見えなかった。
 伊勢湾上空で進路をやや北向きに変えてしばらく、南アルプスの稜線上だけ局所的に雲がとぎれていて、急峻な尾根が見えた。その向こうは布団綿のような真っ白な雲海で、その雲海の上に富士山がほんの少しだけ頭をだしていた。富士山もまた真っ白に冠雪しているので、白に白でめだたない。下の写真の中央奥に写ってるけどみえるかな。

 
 仙台空港へのアプローチは一旦太平洋上に出て旋回して東から。着陸寸前、名取の海岸を低空から望む。本来であれば砂丘が発達するゾーンには幅広の防波堤と、盛土の上の海岸林植林。大規模な復興防災工事。