しゃちほこ

 イモムシは魅力的だ.イモムシハンドブックをぱらぱらと見ているうちに,いつか会ってみたいアコガレのイモムシがいくつかできてきた.アコガレイモムシのひとつはシャチホコガの幼虫.夕刻,ナガバモミジイチゴの葉をたべていたシャチホコガ(同属の別種かもしれません)の幼虫を学生がみつけて持ってきてくれたので,陽のあるうちに撮影会を開催した.幼虫らしからぬ長い脚,なんの意味があるのかよくわからないおしり.H.R.ギーガーのエイリアンを思い起こさずにおれない美しさを備えている.たまらん.長い脚は葉をたぐりよせて食べるのには便利そうだったが,ほかにも用途があるのだろうか.