ももクリ2013@西武ドーム

 行ってきたよ.「White Hot Blizzard ももいろクリスマス2013 美しき極寒の世界」@西武ドーム.朝8時30分に家を出て,5時間半かけてドーム着.16時30分頃に開演.
 昨年の紅白に出場してからのももクロは,もしかしたら守りに入ってるような気がしてて,僕の好きな攻めるももクロ,パンクでロックなももクロが薄まってきてるように感じて,ちょっと心配っていうか,不安っていうのか,僕の中に微妙な感情が芽生え始めてた.でも,今回のライブはそのような心配や不安を帳消しにしてくれるすごいライブだった.
 ももクロに感動するポイントは物語の共有だ.オープニングでプライドのテーマとレニーハントのアナウンスが流れた時,一昨年のさいたまスーパーアリーナで涙をこらえていた杏果とれにちゃんが思い出され,そして,この数年のももクロの軌跡が一瞬で思い出されて,全身をなにか熱いものが走り抜けた.そこから,これまで冬によく聞いた曲(晩秋から冬にリリースされた曲)がつづき,イントロが流れるたびにちょっとおかしくなりそうだった.無印時代からハマってた人はミライボウルでも"あのころ"を思い出したかもしれない.西武ドームの寒さがこれらの冬の曲をより魅力的にしてくれた.
 終盤,国立競技場ライブの告知.いつものようにももクロメンバーもステージ上ではじめてそのことを知らされた.泣きくずれ,しゃべれなくなった5人.そのあとの「あの空へ向かって」では,れにちゃんが声を詰まらせた.このシーンは2010年の「ももいろクリスマス in 日本青年館~脱皮:DAPPI~」(のDVD)でみたあの景色そのまま.3年前の伝説のシーンをいま目の前で見たような気がした.今回のももクリでは,ももクロの大箱ライブとしては史上最高の感動をもらったかもしれない.
 そして,僕の目下の悩みは,国立競技場の日程が生態学会大会とガチかぶりしてることだ.これどーすんねん.