タネの授業

 学生4人とともにS小学校へ行ってタネの授業を実施.小学校の3〜4校時(10:40〜12:20),3・4年生計13名が参加.班を3つにわけ,各班にパーツケース3個をわたし,はじめの40分でタネを集めることとした.学校周辺に設定した周回コースをまわってタネをあつめる.とちゅうのわくわくポイントではイヌビワの蜜したたる果実をたべ,半ば干しぶどうや貴腐ブドウのような果実のまじるエビヅルを食べた.そうこうするうち,ゴールまでまだ距離があるのに3校時終了のチャイムが聞こえてくる.いそいでのこりのコースを駆け抜けて図工室へ.図工室では,班ごとにあつめたタネのソーティング.その後,クイズやゲームをしながらタネを観察した.丸くてみずみずしいの果実の種数対決,これらの種子がカラフルな理由,センダングサがくっつくしくみの観察(銛との比較),冠毛をもつ風散布種子の滞空時間対決,翼果をふきとばして距離対決など.種によっては,冠毛をもつものより翼果のほうが滞空時間がながいようだ.翼果あなどれない.