カカネバを完了してももクロに酔う
予定より遅れていたカカネバを学祭直前に書き上げて提出した.書き上がったときに,それまでおあずけにしていたCDと雑誌を注文した.それが今日届いた.
CDはももクロの「未来へススメ!」.ももクロの曲は,歌詞を噛みしめて聞くと,ポジティブでひたむきな未来志向に打たれて涙がでてくることがある.この曲はその筆頭.震災よりずっと前(2009年11月11日)に発表された曲だけど,震災後に特別な意味を持つようになった.
雑誌は「Quick Japan」95号.あかりん(青)が脱退する直前のももクロの特集.インタビュー記事が読み応えあった.競争の激しい世界でトップを目指して突っ走っている人ならではのすごみを感じる.まだ中3から高3の子だけど(あ,インタビュー時は中2〜高2だ),ものすごくいろんな経験を積んできているからこその発言がたくさんある.ももクロ,かっこよすぎる.
ももクロは驚くような変化をしつづけるところがおもしろさ.そのことに触れたインタビューの一節,「変化していくことへの恐れや不安はないんですね」という質問へのしおりん(黄)の答えがすごくいい.
「ないです.だって未来があるのに,今が一番だとは決め付けられないから.」
しおりんが,こんなに論理的でかっこいいことを言う子だとは思わなかったので,それもあって感動した.ほんとうに,この子たちは,未来を向いている.もうすぐ発売される「労働讃歌」がファンの間で賛否両論の今日この頃だけど,この状況を半年以上前のインタビューですでに見越した上であっさりと蹴散らしているようにさえ思える.