ここ数日の業務(?)日誌

 12月28日,ほとんどの人の仕事納めの日.ぼくは納める気がさらさらない.この時期はきぜわしくていかん.長く休む気になれないときに長い休みを設定している点がいやだ.正月をどこに設定すればよいかと考えると,30日くらい早くするか,あるいは50〜60日くらい遅くするのがいい.学校紀要の編集は,自分の担当の2本はやっつけた.2本目はある先生のD論の再録で,ものすごい分量だったのでかなり骨折りだった.僕の担当以外の数本,進捗管理が混乱している.担当者はわかってるはずなので,直接会って聞きたい.が,仕事納められちゃったなあ.学会情報誌の編集のしごとはこの日は少しだけ.あとは学生の卒論の指導(?).ほんとならとっくに初稿をもらってるはずなんだが,なにをやっておるのか.遅れたシワがこっちによってくることを知ってのことか.研究室メンバー+α,総勢5名でプチ忘年会.アルコールなしでパスタ屋で.おなかいっぱいになった.
 12月29日,朝から出勤するつもりだったけど,朝からクルマいじり.チキチキがどうも非力.新たに組み付けた点火系部品の調整を少しやる必要があるみたいだ.点火時期を少し早めにしたら良い具合になった.ちいさな達成感.そんなこんなで昼に出勤.卒論生の研究の指導(?)と編集事務少々で夜おそくまで.細切れの事務がたくさん発生するのは編集事務の特徴かもしれない.そういうのをこなすのが上手でないとつとまらんな.僕は,はっきりいって,つとまってないとおもいます.すみません>ALL
 12月30日.だんだん夜型になってきた.これはいかんが,いかんともしがたい.洗濯したり飯作ったりしてすごしていたら夕方,学生から卒論のデータを見て欲しいと電話があり,出勤.自分で考えて工夫してすすめられる人と,ルーティンは得意だが総意工夫ができない人とか,人はそれぞれ.どんな人でもどんなふうにでもなれるもんではない.データの入力時のスタイルの不統一などあり,その修正を指示するが,これまでの経験で,指示しただけだと,けっきょくまた失敗作をつくったりする可能性が高い.いまが9月ならそれでもいい.が,卒論締め切りまであと1か月.しわがよってきはじめた.ひとつひとつ,工程が進むごとに説明をして,作業をしていたら日付がかわった.かわってもまだやっていた.薄明をむかえてもなおやっていた.今年の卒論指導では,学生のスキルの読みを誤ったり,学生の興味を喚起できなかったりと,いたるところで敗北感を味わっている.それでも,さいごには学生といっしょに,いいものができたと祝いたい.そうおもってまじめに取り組んでいるのだが……….教員3年目.もしかしたら,だれもが通る道かもしれない.就職がきまったときに,ある先生がぼくに教えてくれた.学生指導に際しては,焦らず,見放さず,期待せず.いまなら頷ける.西田さんのサイトには,本を一冊読み通せない人を指導することはできない,といった文章があった.これも頷ける.
 12月31日,やっと年賀状を書く.半分書いたところで,水やりのために学校へ.なぜか,学生のつくった水やり当番表で大晦日に僕があたっていた.これは学生が教員にいやがらせをしているのではなく,機械的に順番をわりふっていったらそうなった.そんなことでわがままいうような教員はいやだ.なので,まじめに温室に行ったさ.これで今年の仕事納め?.