植生学会の情報誌とどく

 植生学会の情報誌が届いた.印刷が完了したのは28日.学会事務局に納品されたのは5月2日.で,5月11日に淡路島にとどいた.できれば4月中に会員の手元にとどけたかったが,連休がからんだこともあって,発行から配達までに時間がかかったみたい.
 今号の特集は,植生へのシカ影響アンケート調査の報告である.
 僕はこの情報誌の編集を3年間担当させてもらった.担当した最初の号でやりたいことをいちばんたくさんやった気がする.ほかにも腹の中に企画は持ってはいたけれど,別途きまっていた特集などもあって,出せなかった.それはまたいつか,もういちど編集担当がまわってくることがあれば,そしてネタとして鮮度が悪くなってなければそのときに使おう.
 淡路島で編集を担当したことにちなんで,ここ3号はびわ色の表紙にしていた.次号からは長野県に編集担当が移る.次の表紙はリンゴ色?そば色?野沢菜色?おやき色?
 編集を担当させていただき,おもしろい経験ができたと感じている.また,おかげで学会のいろんな人と知り合うことができた.
 春(3月末)に発行するためには,編集作業のピークは1月下旬から2月中旬にやってくる.この時期は卒論指導のピークでもある.そういう時期が重なってしまうので,毎回うまくこなせなかった(ついでに,勤務先の研究紀要の編集担当もやっていて,それの作業のピークが重なる年もあった).卒論指導を優先させたので,編集作業にしわよせがいった.で,毎回2週間から1ヶ月遅れの発行となった.すみません.原稿がたまってからでは作業がたいへんなことになるので,届いた端から順次,入稿までの一連の作業をこなしていくべきだと,いまごろさとった.
 編集担当のおしごとは,あと3つのこってる.ひとつは別刷りを著者に送ること.ひとつは会計を締めること.さいごのひとつは次期編集担当の長野のひとたちに引き継ぎをすることだ.引き継ぎを兼ねて長野まで遊びに行こうかな.