部門ゼミ,演習,雑用

 朝,外は大荒れの天気.1コマ目は部門のゼミ.ぼくの受けもち学生はわりとまとまりのよい発表をしたが,質疑応答でぼろがでていた.ベースの知識が不十分なので,つっこまれ放題つっこまれて蜂の巣になって立ちすくんでいた.蜂の巣になってため息をついていた.そんなため息なんかつかなくていいよ.まだ6月だ.いっぽいっぽ勉強していけば大丈夫.それより,研究を,フィールドワークを,フィールドワークで出会ういきものや地元のじいちゃんばあちゃんとのコミュニケーションを楽しむゆとりをもってほしいなあ.
 2コマ目,演習.学生たちは4月にこの科目の授業で作成した植物標本をもってきた.これを同定する.天気が良ければ,野外からフレッシュな植物をもってきてそれで同定をすればよかったが,この嵐ではいたしかたなし.3コマ目まで,この演習をつづけ,それなりに図鑑・検索表にしたしんだ.同定のためには標本は以外と多めにひつようだと実感していたり,それなりにつかむところがあった模様.植物の同定は「科の見当がつく」くらいになると楽しさがわかってくるだろう.何人かの学生は4コマ目が空きらしく,このまま同定作業をつづけたいという.それはよいことなので,図鑑や顕微鏡をそのままにして僕だけ研究室にひきあげた.好きなだけやって,片付けるときに声をかけてもらうことにした.
 学内の某委員会の雑用.あしたの会議に授業のために出席できないので,事前に意見書を提出.そして,そのあしたの演習科目の準備をしようと思うが,またしてもバッテリー切れ寸前.明日の天気はどうだろう.雨なら,予定外の室内作業をするための準備が必要.晴れなら予定どおりの屋外作業の準備が必要.天気予報をみる.晴れるらしい.よっしゃ.明日の朝来て,演習の資料の準備をすることにしよう.メドはたってるので.
 それより心配なのは月曜の講義科目の準備だ.専門外の項目にもはみ出すので,ただ準備するだけでなく,勉強が必要.