真ん中に池があって低木林がそれを囲む現場にグリッドを張ってる

 研究室の学生の卒業演習の調査に行ってきた.研究対象の植物(冬型1年草)がすでに枯死ステージに入っていて,調査可能な期間があとわずかと思われるため急いではいるが,やりたい調査の作業量がけっこうあってまだ終わらない.
 100m×30mの範囲にグリッドを張る作業をしているが,高さ2〜3m程度の低木や壁のごとき草本をかき分けかき分け,見えるんだか見えないんだか微妙な目標を目指して巻き尺をひっぱる作業に苦闘している.おまけにその100×30の真ん中はけっこうでかい池なので,作業は胴長を着用してやるか,大幅な迂回を繰り返す必要がある.今日は胴長を着用していたがあづぐでだばだんがっだ.この作業にとりくんで今日で実質3日目.データはようやく6割とれた.つづきをいそがねばならないのだが,学生は学生でほかの講義や演習に取り組みながらの卒業研究であり,僕は僕で授業や会議やのっぴきならない雑用などで時間割が埋まっていて現場に出られるのが火曜と土日しかない.そういったわけでどうしても作業がとびとびで,週に1.5日くらいしかできてない.でもまあ,動けば動いた分だけ仕事はすすむ.ああ現場ってきもちいい.汗みずくになってもきもちいい.ひやけでひりひりになってもきもちいい.