学祭のポスターは、科学コミュニケーションの場

 来週は学祭。教員の出典スペースにポスターを出すことにしているのだが、内容がまだ決まらない。研究紹介でええんだろうか?頭の片隅にそういうことを置きつつ、とあるセミナーを聞きに西はりま天文台まで行った。テーマは「自然探求と市民の貢献」。科学コミュニケーションについてのいくつかの事例の報告でもある。このセミナーに触発されて、学祭で出品するポスターの方向性を思いついた。単なる研究紹介(学会ポスターの改造でできそうなの)はやめよう。お客さんは淡路の地元の人が多いにちがいない。だったら、淡路の身近な自然に目を向けてもらうような、そういうポスターをつくろう。なおかつ、自分の専門分野に近くて、研究内容とリンクするものならいうことなしだ。というわけで、海岸の草原と、半自然草原について、そこに生えているかわいい植物の写真と、それらの植生の現状を端的に示すようなポスターにしよう。あと、僕自身の紹介もつけよう。はやく淡路にとけこんで、淡路でいろんな研究をすすめられるように。
 で、ほんとうはポスター展示なんかよりも、サイエンスカフェを開催したらよかった。うーん。企画を出すときにそこまで考えておれば!