ミはミバエのミ

 oqさんは今日もキャンパス周辺の林縁へ出かけて行っていろいろな木の実の写真を撮ってきた。ついでにキカラスウリの実を2つ採ってきた。まだ少し熟したりないようだ。食べごろはまだ先か。
 2つのうちの1つを割ってみたら、なかから白いイモムシのようないきものがでてきた。うごめくそれをみていたらジャンプした。足もないこのいもいもとした生き物がジャンプすることにおどろいた。どうやって跳んでるのか。
 TG-3で動画を撮ってみた。この生き物は体を二つ折りにしてぎりぎりと筋肉をひきしめて、さいごにはじける。まるで中に入っているバネをリリースするような具合に飛び跳ねている。ほんとうにバネが入ってるのかどうかは知らない。いや、中じゃないな。たぶん。外側の一見やわらかそうな皮(外骨格)が実はあんがいコシがあってバネになってるのかも。そんな風に見える。ためてためてためてはじける、そのリズムはコメツキムシのようだ。
 この虫はミバエの仲間ではなかろうか。よくわからないがカボチャミバエというやつか。ハエなので、イモムシじゃなくてウジということになる。でも、ウジって悪いたとえに使われるから、このかわいらしい虫をウジとよぶのはかわいそうな気がしてくる。

 どうやって跳んでいるのかなあ。ほんとに。