にっし

 午前、学外での授業のために学生を引率。授業をするのは僕ではなくて、今回は引率だけの業務だったので、授業をやっている間は喫茶店でカフェラテを飲みながら締切迫る某書類や査読に向きあう。
 午後、海外客員教員の講義を聞くように強く勧められたので受講。自生種緑化に取り組んでいるランドスケープアーキテクトの方。都市景観だけでなく、庭園や花壇の景観までがグローバリゼーションのもとで均質化してきたことを受け、地域の自然と文化のアイデンティティにもとづいた植栽計画をおこなっているとのことで、その事例をいくつかスライドでみせてくださった。僕が学内で進めている「里の半自然草原再生」はこの方の興味をひくだろうとのことで、講義のあとで案内して説明した。あいかわらず英語が出てこなくてテンパる。さらに、この方の英語が僕には聞き取りにくくて、飼い主の人間語を聞く犬はこの程度に理解しているのではないかと思われる程度の理解しかできなくてもうしわけなくなる。でも、かなり興味をもってもらえたようで、こちらの説明を熱心に書きとめておられた。
 夕方から、翌日の授業準備。