植生学会高知大会(初日・各種委員会)

 8:50に淡路を出発。今回は車で行くことにした。あまり飛ばさず燃費走行で走る。約3時間で高知大会の会場へ。車載の燃費計は平均燃費23.8kmだった。かなりよい。
 会場付近の道がちょっと複雑で、学生のiPhoneのナビに従って左折したら対向車線のパトカーが転回してきて前のスイフト止まりなさい。とめられた。「いま、左折で来ましたね?左折禁止の標識なかったですか?」「ありましたか?見落としたかも」「ちょっとそこでまっててください」……しばし待たされる…「すいません。こちらの勘違いでした。左折禁止じゃなかったです。行ってください」あーびっくりした。
 会場は高知大学。静かでこじんまりしていて、屋外のパラソル付きのデスクで学生たちが勉強していたりして、雰囲気のよい地方国立大学。駐車場で徳島大のK田さんと出会う。会議があったとか。キャンパスでは植栽された樹木が大きい。キンモクセイもナンキンハゼも大きい。正門側のロータリーの築山に植えてあるキンモクセイに数名の人だかり。T原さんやH田さん、N松さん、N本さんたち、中国地方のみなさん。このキンモクセイキンモクセイではなく、ウスギモクセイでもなく、どうやらなにかの雑種であるという。片親はヒイラギではないかとの推測。たしかに花色はキンモクセイよりはるかにしろっぽく、香りもキンモクセイとは少し違う。表現する言葉がみつからないけど、ええにおい。
 総合研究棟で学会の委員会に出席。まずは大会企画委員会。12:30〜13:00。つぎの編集委員会まで約1時間あり、近隣の皿ヶ峰へ植物観察に行こうかと思ったが、時間がたりない。昼食をとって、休憩。そば米とごはんとひじきと白和えを選ぶ。ヘルシーな選択。学食がおいしい。ごはんは白ご飯だけど、となりの松茸ごはんの香が移っていて、ほのかにまったけ風味を味わう。編集委員会が約2時間。みなさまごくろうさま。
 高知駅前のホテルにチェックインして、U原さんと学生のoqさんといっしょに「ひろめ市場」へ夕食に。こういうところがあるんやなあ。初めて来た。びんちょうのお刺身、トロがつおのお刺身、ウツボの煮凝り、かつおのはらんぼ、赤牛のソーセージ、赤牛のハンバーガーを買って、酒屋に持ち込み。そのうちに大学院時代のお姉さん弟子であるA島さんから電話がかかってきて合流。ご長男C君がとてもかわいくてかっこいい4年生になっている。自由研究のお話をきかせてもらう。まぐろのたまご、バイなど。くじら竜田揚げ、めひかりのからあげ。さらに神戸大時代の後輩、K野(K保)さんとE間さんが合流。かつおの塩たたき、サバ刺身など。さらに恩師T田さん、北大のF士田さん、おとうと弟子のM井君も合流しようとするが店に入れず断念。明日飲みましょう。9時すぎに撤退。K野さんとE間さんがラーメンをたべるというのでついていく。二人はラーメン分はあけていたという。すでに満腹の僕はとても入りそうにないのでたべず。小食になったのか。ラーメン屋で兵庫県立大大学院生のT君と農工大出身のF町さんに出会う。たのしくお話しして10時。ホテルへ帰る。道中、呉服屋さんかなにかの店先にふしぎな植物。ツバキにオキナワスズメウリの実をくくりつけたキメラ。
 ホテルにつくなり就寝。深い眠り。翌朝4時30分に自然に目覚めた。