春のしるし

 2月1日の夜はとても暖かく,しかも雨ふりで,ひょっとしたらカエルがくるかなと思ってた.夜中に見に行ったけど,懐中電灯がなくてよくわからんかった.鳴き声は聞こえなかった.翌朝いってみたら,日本庭園の小川に30以上もの卵塊があった.夜中は行った時間帯がわるかったのかなあ.僕がみつける少し前にこれをみつけた学生が数人いて,彼らは包摂したままの成体数匹をみたという.うらやましい.

 
 淡路島の早い春を感じるもののひとつがニホンアカガエルの卵塊だ.そのほかは,佐野〜久留麻あたりの花卉の圃場でキンセンカの花が目立つようになることとか,国道沿いに逸出しているアロエが満開になることとか.入植6年目,ようやくこの土地の季節感が体にしみついてきたような感じ.