大熊猫の親指

 写真を整理していたら,一昨年の秋に神戸市の王子動物園で撮影した写真が出てきた.寝そべってるパンダのこんな写真.

 なんでこんなどーでもいいようなポーズのパンダを撮影したかというと,いわゆるパンダの親指がはっきり見えていたから.まんなかをトリミングしたのが下の写真.パンダの親指を生で見られてうれしくなってシャッターを押した.

 この頃,王子動物園にはオスのコウコウ(二代目)とメスのタンタンがいたが,この写真がどっちのパンダだったかは忘れてしまった.その翌年の9月にコウコウは死んでしまったので,いまは王子動物園にはタンタンしかいない.
 ところで先日新聞をよんでいたら,「性成熟不全のために中国に返された“オス”のコウコウ(初代)は,その後,出産をしたらしい.実は初代コウコウはメスだった」という記事があった.パンダの雄雌の判定は難しいらしく,最初の判定がまちがってたという話だ.
 パンダはかわいくておもしろいな.