今年のセミのメモ

 セミの鳴き声に疲れが感じられる今日この頃(気のせい?).
 6月11日,授業で訪れた六甲森林植物園でハルゼミに会う.これまで声は聞くけど姿をみたことがなかったので,うれしかった.

 6月30日,授業で学内の森林で間伐作業.このとき,ニイニイゼミが鳴いてた.今年の初認だった.
 7月に入ってすぐのいつだったか,ふと気付いたら,クマゼミが鳴いてた.鳴き声に気付くたしか3日前ごろ,近所のスーパーの植え込み(クマゼミがわいて出てくるところ)に穴ぼこがあいているのを見ていて,もう出てるのかと思ってた.穴ぼこの数は,シーズンを通して順調に増えていった.
 さらにふと気付いたら,ニイニイゼミの声にまぎれてアブラゼミがないているのだった.これも7月上旬.クマとともに,初認日を記録しそこねた.
 7月17日(たしか),課外授業(学校の実習林に小学生を招いて遊ぶ)の準備をしているときに実習林にてヒグラシを聞く.これが初認.ヒグラシの声はどうしてあんなに郷愁をかきたてるのか.
 7月29日,仕事を休んで小豆島.ここで今年初のツクツクボウシを聞いた.なにそれ早い.
 小豆島では,オリーブ園でヒグラシとアブラゼミが大量発生していた.とくにヒグラシがものすごく多い.1本のソメイヨシノに見つけられるだけで20匹以上がたかっていた.そばをとおると一斉に飛び出して来ておおさわぎ.ちょっとこわいくらい.こんなのみたことない.でも,これでこのレベルってことは,北米の素数ゼミはもっとおもしろいんやろうなあ.
アブラゼミクマゼミ
クマ,何この密度.
 8月1日,職場にて,ミンミンゼミをいまごろ初認.ちょっと前から鳴いてたかもしれない.
 8月15日,まだ職場でツクツクボウシを聞かない.
 いろいろなセミの声がこれから消えていく.これまで,まともに終認を記録したことがない.初認にくらべて,なんか難しいよねぇ.