調査地Mの現地調査

 自分の研究.まだまだ軌道に乗ったとは言い難い状況だが,すこしずつでも進めていく.なんか,1年掛けて予備調査やってるだけみたいな気がしないでもない.
 現場は,職場から直線距離で120kmほど北北西.いろいろと都合があって日帰りだったが,本当は一泊はしたいところだ.朝7:30に職場に立ち寄って学生2名をピックアップし,途中の駅で共同研究者をピックアップして,現場にたどりついたら11:30.調査を終えて現地を出たのが18:00ごろ.帰路,道の駅で夕食を摂り,職場にたどりついたのは22:30.やっぱり泊まりたい.
 現場では春の植物相をチェック.この季節は暑くなく,蚊がおらず,植物の背丈が低くて見通しが良く,歩きやすく,すごくやりやすい.この季節のうちに,何度も現場に通うべきだと思う.秋に刈り取りがおこなわれた草原は,この時期,草丈は30cm程度.イチリンソウニリンソウ,ミツバツチグリ,カキドオシ,ウマノアシガタオオタチツボスミレ,ノミノフスマ,チゴユリフデリンドウ,ミミナグサ,シャク,サルトリイバラ,サルマメなどが絶賛開花中.レンゲツツジは蕾.ウワミズザクラが満開.ツツドリサンショウクイイカル,ミソサザイアオバトヤマガラアオゲラなどの声.


サルトリイバラの花は,ひとつの花序にたくさんつく.


よくにたサルマメは,ひとつの花序に1つか2つの花がつく.
サルマメかわいい.