ゼミの準備

 来週末に卒業演習の構想発表会を控えている.それで,明日のゼミでは学生がその予行をする.受け持ち学生がその準備をするので,いろいろと対応する.卒論でやろうとしている内容の熟度,プレゼンの技術など,がんばらんといかん状態.
 卒業研究は,できるかぎり自主的に進めて欲しいので,内容についてはできれば口出しを少なくしたいと思う面がある.学生の発想に,自分にないものを見せてもらいたい,びっくりさせてもらいたい,と期待しているところがあるからだ.一方で,ある程度は介入しないと,進む速度だけでなくその方向すら怪しげになる.ひっぱりすぎず,かつ,進捗を促すには,ディスカッションの時間を多くするしかないのかもしれない.今日は2名の学生のディスカッションに午前中をまるごとと,夕方から夜にかけてを使った(午後のパートは某学会編集事務と諸雑用にあけくれ,授業準備や研究はできていない).指導の際にどれだけ介入するかは,ほんとうにむずかしい.相手によってもちがうだろうし.