学会編集事務

 年度があけて3日間,あっというま.ここんとこ遅れ気味の某学会編集事務にあけくれる(講義の準備もしなくてはならないので気はあせる).何名かの執筆者と修正確認などでやりとり.当方メールサーバの問題か,1月ごろに原稿不着の事故があったことが3月末に発覚したため,執筆依頼をしたけど未着の原稿について,「依頼していた原稿を送っていただきましたか,それとも送っていただいてませんか」とたずねるたいへん不躾なメールを偉い先生方に書くという精神的に鍛えられる作業(ぼくよわいので).編集事務をやっていて,地味にたいへんなのは体裁の統一をはかる作業.句読点やら引用形式.おおむね執筆規定に沿っていただいているけれど,こまかいところではちがっていることがある.あとパラグラフ頭の字下げをスペースでしていたり,インデントでしていたり,とかが人によってまちまち.MSワードの箇条書きの機能をつかっている人もあり,ワード機能での箇条書きは,テキストにしてコピペすると消えてしまう.このへんは印刷屋さんで対応してもらおう.書き手にとって細かすぎる執筆要領はきらいなので,こまかなところは編集事務がやるべき仕事と心得てはいる(学会によっては完全版下で提出をもとめるところがあって,そういうのは僕はキライだ).編集作業のルーチン化のためにマニュアルを整備しなくてはならない.ルーチン化できたら,バイトにもお願いしやすくなる.