投影資料について

 出張授業やシンポジウムなどでときどきしゃべる機会がある.投影資料は,以前はパワポをつかって作っていたが,昨年から,OOoのImpressで作ってPDF版とあわせて保存するようにしている.あと,パワポやImpressのアニメ機能は極力つかわない.ページを分割してそれの代わりとする.このほうが,打ち出しをみるだけでプレゼンの動きや流れまで読めるようになる.
 PDF化の際,スライド内の画像ファイルを圧縮する.以前は300dpiにしていたが,150dpiでも十分に使えるレベルなので今は150にしている.75dpiはかなりギザギザでよごれた画像になってしまうので,こっちはどうしてもファイルサイズを小さくしたいときに「軽めバージョン」として作成する以外では使わない.というわけで,基本は150dpi.JPEG圧縮率は,60%くらいにしても,プロジェクタで投影する分には気にならないレベル.どこまで下げられるかはまだテストしていない.
 最近は,授業やシンポジウムが終わってから,その投影資料でプレゼンをするのに要した時間を,ファイル名に書き加えておくようにしている.投影資料を再利用する際に時間の目安ができて便利だから.余裕があるときは,プレゼン中に思いついた改良(流れが悪かった箇所などの改良)を加えた「事後修正バージョン」も作るようにしている.この事後修正バージョンをつくるのは,学会でのポスター発表のときにもやっている.学生のころからの習慣.