授業の準備,イヌタデ,エゾビタキ

 園芸療法課程の学生による症例発表会があったので,午前中はそれを聞きに行く.午後は,生涯学習過程の講義の準備をしようとしたが,なかなかはかどらない.ココロにうるおいが足りないのかもしれない.リハビリが必要かも.
 気分転換に学校周辺をちょっとだけ散歩する.ある人からイヌタデを集めるように頼まれているので,それも兼ねて.イヌタデは小さな植物だと思っていたのだが,きちんと個体を区別しながらみていくと,分岐をくりかえす匍匐枝のために,思いのほか1個体の占める面積が大きいことに気付いた.生育する場所の環境にもよるかもしれない.求められている数のサンプリングには失敗したので,後日出直さねば.
 植栽木のまわりでタテにとまっている小さな鳥をみつけたので,そーっとちかよってみた.エゾビタキだ.このへんでは(たぶん日本では)繁殖も越冬もしなくて,渡りのときに通過するだけの旅鳥.ほかに,集団で南へと飛んでいくヒヨドリなどもあった.いきものの大移動が感じられ,うれしくなった.散歩は早々に切り上げて授業の準備に戻るが,やっぱりはかどらなかった.なんで?
 添付の写真はエゾビタキ.コンデジ(リコーCaplio R7)の光学望遠端で撮影してトリミング.コンデジのレンズって,望遠側でちょっと離れたものを撮るとやたら色が滲む気がする.広角端で至近距離撮影のときは感動するほどシャープだけれど.デジイチ買うべきか.
 それはともかく「コンデジ」「デジイチ」って,デジの位置が違っていて,美しさに欠けていると思う.対称性の破れっていうやつですか?←ごめんなさい.