中間発表の準備,予行

 明日17日に卒業研究の中間発表会がある.ぼくの受け持ち学生3人のうち2人は,先週9日のゼミでそのタタキ台での発表をおこなっている.のこり1人も先週金曜(11日)にプレゼンの下書き絵コンテで,発表内容のタタキをみせてくれて,それをもとに方針を相談してきた.
 今日16日は本番の前日.朝から昼にかけて,本番通りにプロジェクターをつかって時間をはかりながら3人の予行を行った.ひととおりまとまってはいるが,まだまだ言葉足らずなところ,おなじことを繰り返しすぎのところ,わかりにくいところ,用語の誤用などが散見される.それらをひとつひとつ指摘した.改善のしかたがわかりにくいところについては,いっしょに修正案を考えたりした.
 夕方から夜にかけて,3人とも改訂版をもってきてくれた.どれも格段にわかりやすく,すっきりとしたものになった.あとは声を出して説明する練習をなんどかやってみることだ.声に出して練習すると,ひっかかってしまうところ,説明しにくいところがみつかるはず.そしたらそこの改善案を考え,改善したバージョンでまたしゃべってみる.それをなんどか繰り返す.スライドのつながり,論理展開,論理のみちしるべのセリフ,そういったことを確認するために,かならず初めからしまいまで通しで練習しよう.そしたらばっちりだと思う.
 ほかの講義や演習もあるなかで,みんなとてもよく準備をしているので感心した.あしたの本番がたのしみだ.

 後々のため,本番までの工程メモ(実績):
   前週末までに,タタキ台をみて方針確認
   前日朝から昼,予行をして改善点の指摘
   前日夕から夜,改善箇所の確認,さらに問題ある箇所の指摘
   あとは,各自の練習