プレイパークの準備

 2年生の演習で,学校の演習林を活用したプレイパークを今月下旬に実施する.これは,里山の利活用の実践をテーマとした演習であり,また,地元の小学校から参加者を募って行う交流行事でもある.
 今日はその準備を演習の授業中に進めた.現地には5年前の学生が建てたツリーハウスや遊具などがある.これらの劣化の状況を確認し,必要に応じて補修を施した.補修に使う材は,そこらに生えているヒサカキを使う.放置された照葉二次林で,ヒサカキだらけ.材料は使い放題だ.切ったヒサカキの年輪を数えると,だいたい25年〜30年程度.
 プレイパーク当日は,午前中は演習林で自然観察,午後に森の中の遊具であそんだり,クラフトや料理をしたり,といった予定.自然観察のネタさがしを行った.放置された照葉二次林で,植物はそれなりにおもしろいものがあるが,動物(昆虫など)の影が薄い.小学校高学年を相手に,どんな楽しいプログラムを作れるか,検討中.ネタはそれなりには集まった.ササの葉のかじりあと,いろんな形の葉っぱ,フジの蔓をつかったターザン,森の中のニホンアカガエルウラジロのグライダー,とげとげの植物(カラスザンショウ)などなど.