本屋にて

 この会議のためにひさびさに街にでたので,ついでに本屋で漫画を買うことにした.
「あの,高野文子の『黄色い本』はありますか」
「『黄色い本』?ああ,あれはいまは切れてますね(パソコンで検索もせず,棚を見に行きもせず即答)」
「『棒が一本』は?」
「ないですね(即答)」
「『るきさん』はありますか」
「すみません『るきさん』も在庫ないです(即答).あ,でも文庫版なら(どこかに走っていって文庫版るきさんを手にもどってくる)」

 すごい.このマンガコーナー担当のお嬢さんはプロフェッショナルだ.しかもジミカワでメガネ着用というツボを押さえたルックスだ.あぶないあぶない.惚れるところだった.結局,文庫版の「るきさん」を買った.ついでにプロフェッショナルお嬢さんの働きぶりに刺激されて安野モヨコ働きマン」1〜4巻を買った.「るきさん」電車で読んだ.すごいよかった.ついでに,学生が「これ読まなきゃ」といって貸してくれた黒田硫黄の「大王」も読んだが,これまたすごいよかった.