カエルはまだだった

 畑でビニールシートやネットを張るのに使う竹の棒が足りなくなってきたので、1年ほど前に伐ったモウソウチクを竹割りとナタで割ってみる。が、伐りたてのころのようには竹が割けない。もしかしたら竹を細く割くのは伐ってすぐがよいのかも。水分が抜けた竹はやりにくい。割けずによこに割れたりもする。数本つくって、あまりに難儀するのでやめた。この竹は、近所の人の竹林から伐らせてもらったもの。うちには竹が生えてないので、またお願いして伐らせてもらわねば。
 うちの小さな耕運機(ヰセキ・マイペット)の畝立てプレートで畝をつくると、畝間がとても狭い。靴の幅くらいしかない。いろいろと不便。それで、相方がホームセンターでじょれんという道具を買ってきた。じょれんには漁具のじょれんと農具のじょれんがあってぜんぜん別のもの。農具のじょれんは幅広の鍬のような道具。本来は水を含んだ砂や泥をさらうためのものだが、鍬より幅広いので畝間を掘り広げるのに都合がよい。耕運機で畝を立てたあと、じょれんで畝間を掘り広げ、掘った土を畝に乗せることにした。あるきやすい畝間ができて満足。畝間をひろげているその横で、8歳と5歳の男児が馬糞堆肥の投げ合いをしていた。
 夕方に勤務先へ行って水路を確認。まだカエルの卵塊はなかった。よし。昨夜、後ろ髪をひかれながらも布団にもぐりこんだのはまちがいでなかった。次はいつ雨が降るかな。