タカの渡りを見に

 渡りの季節。明石海峡を渡ってくるサシバ・ハチクマを期待して、石の寝屋緑地の「空を見上げる展望台」へ行った。短時間の滞在だったせいもあるだろうか、昼前にサシバ1羽をみただけ。旅のサシバはせわしないはばたき飛翔で、わりと低空をいそいそと南下していった。そこらで帆翔する鳥はすべてトビだった。急ぐ用のないトビはのんびりと、くるくるまわってのぼったりおりたり。
 午後は畑仕事をしたいからさっさと切り上げた。山を下る道でコサメビタキに出会った。
 午後の畑仕事のとちゅう、道具をとりに家にもどって空をみあげたら、ハチクマが上空を通過していった。午後3時40分。白っぽい個体。ゆったりとしたはばたきと滑空でまっすぐ南下。よくかんがえたらうちは淡路島北部の尾根にある。当然、うちも渡りのルート上にあるのだった。うれしい。
 石の寝屋まで行かなくても、庭でねてればよかったか。