図書室で

 図書室に「日本植生誌 沖縄・小笠原」を借りに行ったら本編だけがなかった.日本植生誌の各巻は本編・附表・植生図の3点セットで外箱に入ってるものだけど,この図書室では外箱を捨ててしまってる.昔いた方がそのようにしたらしい.ここにかぎらず図書館では本の外箱やカバーを捨てて配架するのが通例だけど,日本植生誌のようなセットものでは箱をすてたらあかん.また,カバーに重要な情報が掲載されている本もあるのだから,なんでもかんでも丸裸にしてブッカーをかけるんじゃなくて,ライブラリアンはもっとこだわりを持って欲しい.
 ところで図書館の人は透明のカバーのことをブッカー(商品名だとフィルムルックスとかいろいろある)っていうけど,あれなんでブッカーっていうのかよくわからん.もしかしてブックカバーの略称が符丁として定着してるんやろか.