海岸で調査

 朝から海岸崖地で植生調査。
 ポケットビーチは浸食傾向が顕著.砂丘が削り取られた浸食崖の高さや,砂に埋まっていたであろう大きな岩の汚損の具合から、砂丘(or浜堤)表面の地盤高は数十センチから1メートルくらい下がってる感じ。砂丘または浜堤にはつねに新たな浸食崖が形成されている(浸食が進行している)のかもしれない。場所によっては浸食崖は安定帯の植生(クロマツ林、ススキ草原)にまで迫っている。また,崖地は母岩の風化が著しい。この崖の尾根にのぼってみたところ、薄っぺらい板状・屏風状の崖地だった。もういつ溶けてもおかしくないくらい薄い岩壁だった.
 昼食後数時間で調査を終了。新潟空港まで送ってもらって、夕刻の便。機材はやっぱりダッシュ8のQ400。片側2列.僕の隣(通路側)に座った人はなかなかの巨漢。僕は窓側に押し付けられるようにして伊丹まで。ちょっと寝た。
 伊丹から淡路まで、めずらしくバスの連絡が抜群によかった。大阪空港では5分待ちで発車。三宮でも10分ほどの待ちで発車。バス運を使い果たす勢い。日ごろはバスの待ち時間にうんざりさせられているので。
 
 淡路にもどって22時過ぎ。3時間ほど仮眠して、翌朝1限の授業の準備ラストスパート。