なつのくも

 セミナー後半はフィールドでの観察会だった。暑かった。9月も半ばで最近は秋めいた風が吹いたりもしていたが、今日は真夏だった。岐路、西浦の県道をはしっていると海の向こうにすごい入道雲がたっていた。なんどか書いたと思うが、淡路島の夏の景色の特徴のひとつは、「海の向こうの入道雲」だ。淡路島は夏でも夕立のふる回数は少ない。だけど対岸の播磨や神戸や大阪は、毎日のように入道雲が沸き立ち、かなとこぐもがひろがっている。この雲をみて、今日はやっぱり真夏だったと思った。

 対岸の中程に見えている2つのなだらかな山.左は雌岡山(めっこさん)249m,右は雄岡山(おっこさん)241m.
 対岸の入道雲はビルや山との対比でその大きさが実感できるところが面白い.入道雲でかい.でもまだまだ上に伸びる余地がある.かなとこ雲なんてもう成層圏なめんなって感じなんだよ.だから僕はかなとこ雲に魅せられる.