Hard Night's Day

 本日22日午後5時が卒業演習の論文の提出期限.
 その前日,21日(日)午前は所用あって出勤しなかったが,午後から登校.学生が論文の“初稿”をパーツごとに持ってくるので,赤入れをした.2人の学生が交互に持ってくるのに対応する.これが2稿以降なら少しは妥協する(余地がある)かもしれないが,初稿とあっては直さないわけにはいかない.気付けば深夜.ハードな夜.そして22日の朝がきた.結局,2人の学生とともに,要旨提出のときを上回る修羅場を走り抜け,なんとか提出にこぎつけた.
 卒論を提出するや,学生の作成した畦畔草原パンフレット50部を持って,その学生とともに北淡路農業改良普及センターへ出かけた.このパンフレットは畦畔草原の魅力と現状を地域の方々に伝えるべく,卒業演習の一環として作成したものだ(うちの学校の卒業演習は,単なる研究だけでなく地域社会への貢献の実践なども含むべしとされている).内容は,この学生のこの1年の調査結果にもとづいて,畦畔植物の紹介,畦畔の植物に関する地域の文化の紹介,放棄による変化に関する現状などを盛り込んだもの.夕刻にセンターの方にこれを手渡し,証拠写真を撮影して,ようやく一息ついたときにはあたりはもう真っ暗だった.
 明日23日は,最終発表会だ.うけもち学生2名のプレゼン準備はまだおわっていない.予備審査のあと,1回は部門ゼミで発表していて,だいぶ良くなってきているが,未完成のスライドがいくつかのこっているし,なにより時間を25%近く縮める必要がある.要旨から論文本編へとブラッシュアップ(?)する過程で,論理展開を改善した部分などは盛り込みたい.おそらく3〜4時間あれば,スライド修正としゃべり方の検討に十分だ.発表会の集合が9時だから,朝5時に行けばなんとかなるか.