へんしゅう

 学会情報誌と学校紀要の編集作業をずんずんと.どっちとも,原稿を選べる立場ではなく,おねがいして書いていただく立場の編集担当なので,そこんところが難儀の原因か.
 書く人は執筆要領の細かいことはあまり気にしないらしく,引用文献の書式などの形式的なところは,間違っている人がけっこう多い.執筆要領に沿って直してくださいと修正依頼をしても,気にしない人は気にしない.今日チェックをした原稿は形式上の修正箇所が90ほどあった.こっちで直せるところは直してしまう.バイトに出したい作業だが,これ,単純作業なんだけど,信頼してだせるバイトは意外とみつからない.やってもらったけどダメだった経験は数回ある.工程を分解して下ごしらえしてからバイトに出すという方法もないではないが,そこまでやったら,バイトにだして楽できるところがほとんどなかったりする.人に作業を頼む僕のスキルがだめなのだろう.
 学校紀要はすべての原稿がそろった.ワードで書かれた原稿では,段落頭の一文字下げがインデントになっている場合とスペースが入力されている場合があって,ひとつの原稿で混在していることもある.これはもう申し訳ないけれど印刷屋さんに気をつけていただくことにしよう.節全体で字下げをする際に,インデント機能ではなく,すべての行頭にスペース2個ほどいれている人がある.こういう原稿は難儀だ.週明け・月曜中に予想ページ数を確定し,印刷会社の手配をしよう.僕以外の編集担当者がちゃんと出勤してくるか心配ではある.
 学会情報誌は,印刷会社との打ち合わせで入稿予定日をきめた.1月8日だ.この段階で8割くらいの原稿を出してしまわないと期日の発行が難しい.いまのところ,原稿の数は,0.5ページ程度の短いものから10ページを越す長いものまでとりまぜて40編ほどあり,そのうち22編はできあがった,6編は著者による修正中で年内に決着しそう.2編は編集部でチェック中の大物原稿.締め切りをすぎて未着が8編ほどあり,そのうち5編は必須でないので見送るつもり.それ以外は催促メール.その他,もとから遅れて入稿予定のものが数編.こんな感じなので,入稿時8割はぎりぎりなんとかなるだろう.