業務日誌,しのびよる老化

 演習授業で学生から提出された課題へのコメントを書く作業.ほとんどの提出物にはわりと軽くコメントができるが,課題の意図がうまく伝わっていない人が数名いて,軽微な修正コメントではおさまらない場合がある.これ,がっつり書くのはかなり骨折れだ.午前中でおわらせたかったが終わらず.持ち越し.軽微なものも含めあと10人分.ほとんどおわっとらんじゃないか!
 午後,研究科紀要と某学会情報誌の編集作業をすこしずつ進める.引用文献スタイルのチェックをするときに,両誌で書式がちがうので頭がくらくらしてくる.前は頭の中に引用文献書式をためておいてわりと簡単にチェックできたのに,最近,「えっと書籍の一部のときはどうだったっけ」なんて具合に書式の例を確認しながらじゃないとできなくなってきている.こういうときに短期記憶性能の低下を感じる.これは老化なんだろうか.そういえば,ウバメガシ林の暗い林内で植物の葉っぱをみていて,細脈や毛なんかが見えにくくなっている.これも老化か?
 某学会情報誌では多くの方に原稿を依頼している.依頼原稿の締め切り第一波が明日18日なので,昨日あたりから着々と原稿がとどいている.それらに目を通し,修正が必要な箇所に修正案を書き込んで著者に返送する作業をやっている.締め切り第二波はクリスマスの前日にやってくる.昨年はとどいた原稿が多くて(多くの方に依頼しまくったのは自分である)処理がおいつかずに大変だった,という経験があるので,今年は締め切りを少しだけ分散して,順次対応するようにしている.が,やっぱり処理能力を超えそうな予感.
 夕刻は教員会議.つつがなく.おわって編集作業のつづき.