二次林での毎木調査

 朝から夕刻まで,卒業研究の学生の手伝い(指導?)で,学校近隣の二次林で毎木調査.午前中,前回やりかけていたシロダモ林の調査を完了させ,午後はこんどこそウバメガシ林での調査.シロダモ林は,ハゼノキ,クマノミズキ,ゴンズイ,エノキなどの落葉高木を多く含み,階層構造はよく発達していて,樹高の測定が困難だったが,ウバメガシ林は林冠の下はかなりすかすかであり,木本の密度が低いこともあり,調査は簡単だった.シロダモ林は,松枯れかなにかの後で成立した若い林のようだ.一方,ウバメガシ林は放置されている薪炭林であろう.いずれも林高は10m程度.
 毎木調査終了後,夕刻より,哺乳類の痕跡を用いた環境教育プログラムを卒業研究の課題としている学生とともに,テンの糞をさがしまくる.大漁.
 夜,学内委員の緊急のおしごとあり.その後,デスクワークに向かおうとして力尽きた.ここ1〜2年,睡魔にまったく勝てなくなっている.