台風の前に巣箱をチェック

 この夏,ハチミツの収穫がほとんどできていない.収穫は秋でも大丈夫なのでそれはいいのだけど,台風が来る前に巣箱の補強をしておかねば収穫できるものもだめになってしまうかも.というわけで,学生2名とともに雨の中,巣箱の点検にでかけた.
 ここに,今年の状況をまとめておく.
 夏までに学生が収穫をした巣箱は1個,また,収穫しようとしたけどスムシにやられていたことが分かったのが1個.夏までに転倒してだめになったのが1個.
 それら3つ以外を今日まわった.その結果,今後,収穫ができそうな巣箱が4個.ハチが入らなかった巣箱が2個.スムシにやられてとても恐いことになっていたのが1個(黄色い粉になってしまった蜂の巣の残骸の中で大量のスムシが蠢いていた).そして,何者かに収穫されたり,巣箱を補強されたりした痕跡のあるのが2個あった.いったい誰?
 今後の課題.4つの巣箱を収穫しなくてはならない.月末に学祭があるので,その前に収穫してしまおう.学祭ではハニクラの展示をすることにしているので,その準備もしなくては.あと,巣箱の老朽化がすすんでいる.12個のうち6つくらいは交換したい.この冬(12月頃か)巣箱作りをする必要がある.
 本日の点検で気付いたこと.昨年は夏までにハチミツを収穫したので気付かなかったが,夏を過ぎると巣箱の前が草ボウボウのヤブとなっている.きちんと草刈りをして,ハチ様が気分良くはたらけるようにしておいたほうがよさそうだ.また,巣箱のまわりにはクモの巣がたくさんあった.ジョロウグモだと思う.いい場所に網を張るもんだと感心した.網にはミツバチらしき残骸がいくつもひっかかっていた.