議事録、MDレコーダ

 また会議のテープおこしをした。ぐったりと疲れた。2時間の会議を起こすのに、その4倍近くかかってしまった。かかりすぎやろ。NHKラジオどよう楽市の残間里江子さんは、2時間の会議のテープ起こしは2時間でできる、という特技の持ち主らしい。そりゃすげーな。
 前回の会議のときはメーカー不明のICレコーダーを使った。今回はいまどきめずらしいMDレコーダーをつかった。ソニーのMZB100という機種だ。このレコーダーの内蔵マイクで録ったところ、おどろくほど聞き取りやすかった。このレコーダーには、マイク感度の設定が2つあって、標準と口述というのを選べる。今回は口述モードで録音した。会議室の録音って、せきばらいとか紙をめくるおととか机のかたかたいう音とか鉛筆のおととか、そういった雑音ばっかり強調されて、肝心の人の声がききにくいと思っていたのだけど(前のICレコーダはそうだった)、今回のはぜんぜんちがった。口述モードというのは人間の声の周波数帯以外を記録しないような設定なんだろうか。それを知りたくてソニーのホムペをみたけど、そのしくみについては書かれていなかった。そういう技術情報がちゃんと解説してあったりするところが家電カタログのみりょくなんじゃないのかよう。なんなんだ、このなげやりな説明は(ほんとうにこれしか説明がない)。

マイク感度切り替え
より良い音で録音するために、マイク感度を周囲の状況に応じて切り換えられます。

Less is More もいきすぎたらあかんということだな。


 ところで、この口述モードによるクリアな肉声録音、これがいまどきは普通で、ぼくがいままで録音につかったことがある雑音しか録音されないような機械がしょぼすぎなのか?