学祭1日目

 パンフレットとアンケートは祭のはじまる10時を回ってなんとか完成。「淡路あぜの花ハンドブック」と題するA4三つ折のかっこいいパンフができた(自画絶賛)。パンフとアンケート用紙を教員展示ブースに置きにいったところでmatsut夫妻に遭遇。今回のポスターは内容的にはスペシャルサンクストゥmatsut氏なのに、謝辞をわすれてた。ごめんなさい。改訂版(つくるのか?)には書き足しておかねば。

 雨は結局ぱらぱら程度。ふったりやんだり。肌寒い。僕がかろうじてTシャツでいられるくらいの寒さ(平均的な人にフリースが必要な肌寒さ)。

 新任教員の僕にははじめての学祭。お、おもろい。ここの学生は植物を使った空間作りというのを目指している人が大半だ(庭園設計施工という道に進む人もあれば、植生保全という分野に進んでそれを実現する人もある)。そのせいか、みんな、げーじつかっぽさとか職人っぽさを有している。学生たちの出店では、自作の陶芸作品、盆栽、苔玉、アロマ石鹸、絵葉書、アクセサリー、Tシャツ、ひょうたんランプ、窯焼きピザ(窯は数年前の学生がつくったもの)、花苗、自分たちの養蜂箱でとったハチミツ、なんだかわからない雑貨などなど、いろいろなものを売っている。陶芸作品なんか若さがあふれていていい感じだ。
 エコ研というクラブ活動のひとたちは、近所のため池の生物を紹介する展示水槽を立てている。中にはミズオオバコの小さいのが植えてある。あまりに小さい個体だったのではじめミズオオバコとわからなかった。学生によると淡路の水路にはえてるミズオオバコはこんなんが多いんだって。
 学校の庭園には、学生たちによる飾りつけがほどこされていて、非日常・非現実的な風景を醸している。学内のあちこちに妖怪(淡路名物の玉葱・枇杷・魚・狸・ふきもどし・瓦・牛などをモチーフにした衣装に身を包んだ学生)が潜んでいて、それをめぐるスタンプラリーは子供たちに好評みたい。
 しかしまあ、よくこれだけのものを少人数の学生たちでつくりあげていることだ。感心した。あ、あと生涯学習コースを修了された方々もたくさんの展示・出店をしてくださっている。これまたありがたいことだ。

 さて、教員ブースはというと、人の動線がわるく、ほとんどだれも来てなさげ。だいたい教員ブースは全体にお客さんにアピールするような楽しさやお祭りらしさに欠けているうえに宣伝不足だし。あかんやん。今日は天気も悪くて人出もそこそこだから、勝負はあしたっちゅうことにしよう。